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漢方とは中国から伝来した医術や薬術であり、漢方薬は漢方で用いる草根木皮や動物類を原料とした医薬(治療薬)である。
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2008年06月05日(木)

漢方薬局のサバイバル地獄

ご質問者:前回と同じ

先日、自分の師匠の一人●●の先生の所に行ったとき、その先生は煎じのアルミパックをするのですが、十全大補湯をつくっていました。かなり、制作に時間が掛かるのにもかかわらず、1ヶ月分9450円です。
 また、◎◎の友人もアルミパックで治打撲一方を一日500円にして、これを二日での飲みなさいと言って、一日分250円になるからと言っていました。

 他の漢方の先生もアルミパックを煎じでサービスにしていました。自分もアルミパックの機械は安く譲ってもらって、持っていても故障中で使っておりません。
 アルミパックは凄く時間はかかるし、手間もかかります。知り合いも手数料を貰うと頼まれないと言っています。

 自分としては、今、アルミパックにすると本来の効き目は出ないとゆう説を信じ煎じ袋をできるだけやぶいて煎じるように指導しています。

 やはり、これからの時代、アルミパックを推奨していく必要が高いのでしょうか、使っている人に聞くと多い人で一日に2回位、少ない人で週2.3回くらいと言うのが自分の周囲でした。

 あの大きい機械の鎌が倒れてきた、ドカンと爆発したら、大火傷で死ぬんじゃないかと恐怖を覚えますが、やはり、アルミパックは今のご時世、必要な機械なのでしょうか。


お返事にならないお返事メール:
 昨今は漢方業界も過当競争の時代。
 煎じ薬をメインにされる漢方薬局では、煎じのアルミパックサービスは当然のように行われていますね。
 ウチダ和漢薬さんがその機械を扱い出した頃、愚妻の友人の薬局から紹介を依頼され、何台か導入されたのも、アルミパックサービスが目的でした。
 かくしてこの漢方業界も、それぞれ薄利多売を目指す以外に生きる道はなくなる様相です。

 勉強熱心で真面目な薬局が流行るとは限らず、都会では無表示医薬品で高額な相談料と高額な薬代がかかるところがステータスとなっているようです。(そこで治らず、田舎の憂鬱な薬剤師のところに救いを求めて来られる人が目立つ昨今ではありますが・・・苦笑)

 昨日も関東から泊りがけで来られた若者に教えられたのですが、同じ薬ならネットで検索して、一円でも安いところを狙うから、そのためにせっかく適切な漢方処方を見つけてくれた薬局さんに戻れなくなるという本末転倒した現象が多いようで、そのようになりたくないからと、各地の安売り店の情報を置いて行かれました。

 ネットのお陰で、せっかく合わせた漢方処方も、処方名を公開しているが為に、あっさり安売り店に浚われてしまう。
 だから多くの漢方薬局では止むを得ず無表示医薬品とせざるを得ない事情は、察して余りあるところです。


 今後ますます漢方界は厳しい情況が待ち受けていることは前回にも述べたとおりですが、四川大地震の影響も、今後は日本にも甚大な影響が出てくるのは必至です。
 来年くらいからは原料在庫が途絶え、漢方薬も急騰するならまだしも、金をいくら積んでも、物がないっ! という廃業にまで追い込まれる事態なしとしない恐れあり。

 話が大分、変な方向にそれてしまい恐縮です。


参考文献:四川大地震により漢方薬に大打撃、価格高騰必至!