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漢方とは中国から伝来した医術や薬術であり、漢方薬は漢方で用いる草根木皮や動物類を原料とした医薬(治療薬)である。
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ホーム > 間違った漢方投与 > 大建中湯エキス製剤による副作用⇒痒みを訴える患者さん続出
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2008年07月06日(日)

大建中湯エキス製剤による副作用⇒痒みを訴える患者さん続出

 本来、大建中湯は素晴らしい処方である。

 本方によって術後の激しい癒着症状を解決した例は枚挙に暇がないが、昨今は温暖化の時代でしかも医療用漢方エキス剤が盛んに投与される時代だから、適応者でない人までが投与されるケースが続出するためか、本方の服用者が痒みを訴えて相談を受けるケースが続出である。

 一昨年頃から顕著である。

 大建中湯の投与が必要になるケースの実際は、中焦における重度の陽虚証であり、陰寒上逆傾向の目立つかなり重度の症状を訴えるケースに限られるはずだが、昨今は術後の予防的措置として投与されるケースが多いためか、不必要に投与されて却って熱邪の侵襲による激しい掻痒を訴えるケースが目立つのであろう。

 予防的措置で投与されるのなら、桂枝加芍薬湯くらいの方が無難ではないかと思われるが、これとて稀には桂皮の辛甘大熱にやられかねない。

 それ以外にも考えられる原因が大建中湯製剤に使用される乾姜である。本来は乾燥生姜を使用すべきところを日本ではなぜだか飴色になるまで蒸した煨姜(ワイキョウ)や炮姜(ホウキョウ)もどきの乾姜なるものが大量に使用されていることにも一因がありやなしや?

 この乾姜の問題は既に何度も指摘しているので、それらを以下に列挙する。