間違いだらけの漢方と漢方薬 

村田漢方薬局



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ヒゲジジイ
性別 男性
所在地 山口県
血液型 B型
山口県下関市の漢方薬専門・村田漢方堂薬局経営の薬剤師。平成20年現在で35年の漢方漬けの生活が続いて齢も58歳となってしまった。残りの人生もそれほど長いとは思えないので、そろそろ日本の漢方界へ遺言状を書いておくべきだと考えているっと、これプロフィールになってないかも!?
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2008年09月05日(金)

NHK「ためしてガッテン」で認知症に抑肝散の有用性を紹介していたが・・・

 電話で早速二件の問い合わせがあったが、お断りした。指名買いの医薬品には責任が持てないからである。
 体質や病状も不明なまま、NHKの番組内で紹介していたからといって、安易に販売するわけには行かない。

 電話の問い合わせの問題については、すでに何度も述べた通りである。トラブルの元であるから、処方指名客にはたとえ嫌われても憎まれても販売しないに限る。
 熱証患者が誤って医師に投与されて激しい掻痒を生じた前例もある。弁証論治もないまま安易に販売してよいものとは限らない。

 テレビで漢方薬を安易に紹介するのは如何なものか?

 ただし、少なくとも防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)よりは遥かにマシな抑肝散ではあるが・・・実際に適応体質者に使用すれば、一定の効果があることは間違いなく、むしろ日本では抑肝散以上に、抑肝散加陳皮半夏の方が多く使用されて来たかもしれないが、いずれを使用するにしても必ず正確な弁証論治に基づいて使用されるべきである。

 程度の差はあれ、黄連解毒湯証と合併していることも多いので注意が必要だ。