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村田漢方薬局



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ヒゲジジイ
性別 男性
所在地 山口県
血液型 B型
山口県下関市の漢方薬専門・村田漢方堂薬局経営の薬剤師。平成20年現在で35年の漢方漬けの生活が続いて齢も58歳となってしまった。残りの人生もそれほど長いとは思えないので、そろそろ日本の漢方界へ遺言状を書いておくべきだと考えているっと、これプロフィールになってないかも!?
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2009年09月12日(土)

温め療法や温補過剰により熱邪を伴った瘀血証が蔓延

    トンビのボクチン
    トンビのボクチン posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今は熱邪を伴った瘀血証を呈する人達がやけに多いと感じていたが、当方に辿り着くまでには異常なブームとなっている温め療法のみならず、ニンニクや生姜類を過剰に摂取していたり、あるいはこれまで各地の病院で保険漢方により温補剤が長期間投与されていたり、あるいは各地の漢方薬局で同様に人参製剤やニンニク抽出成分配合の医薬品や健康食品を継続服用されていたり・・・・・・。

 おそらくこれらが原因により熱盛血瘀を誘発・助長したものと考えられる。
 血液を鍋で煮込んだらどうなるかをイメージすると分かりやすい。温補過剰になると血行が良くなるのを通り越して、過剰な温補によって血液が煮詰められて粘稠となり、運行不利を来たし兼ねないのである。

 この温暖化の時代、冬の暖房設備も充実した時代にあっては、よほど衰弱した人達でもない限り、しっかりした根拠がない限りは温補剤の投与は慎重でなければならないはずである。

 あるいは温補剤で熱証を誘発したくなければ、正確な弁証論治を心がけ、寒熱併用のバランスの取れた配合を心がけるべきである。

 ところが、体質を無視して温めれば病気が何でも治るかの如き「病気の原因はすべて冷えにある」などと極めて幼稚な妄言が日本国中に蔓延している現状を見ると、そろそろ日本も終わりだな~~~と実感する昨今である。

関連ブログ:温め療法が流行る昨今、ニンニク過剰摂取による弊害が頻出
参考文献:警告:無謀な温め療法!


     トンビのボクチン補遺
    トンビのボクチン補遺 posted by (C)ヒゲジジイ