間違いだらけの漢方と漢方薬 

村田漢方薬局



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Profile
ヒゲジジイ
性別 男性
所在地 山口県
血液型 B型
山口県下関市の漢方薬専門・村田漢方堂薬局経営の薬剤師。平成20年現在で35年の漢方漬けの生活が続いて齢も58歳となってしまった。残りの人生もそれほど長いとは思えないので、そろそろ日本の漢方界へ遺言状を書いておくべきだと考えているっと、これプロフィールになってないかも!?
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2006年08月10日(木)

鍼灸院の薬剤師さんの漢方常備処方の選定についてのお問合せ

年齢 : 40歳~49歳
具体的な御職業 : 鍼灸師 薬剤師
御意見や御質問をどうぞ : 鍼灸院の患者さんのための漢方薬を揃えたいと思っています。ほとんどが慢性病の方です。
 基本的に本治法で治療しているつもりです。

 八味丸。六味丸。当帰芍薬散。桂枝ブクリョウ丸。加味ショウヨウ散。補中エッキ湯あたりを揃えておけば最低限のカバーは可能でしょうか。

 30-70歳位の女性の患者さんがほとんどです。
 虚証タイプが多いと思います。漢方薬はほとんど処方した事はありません。腎陽虚と腎陰虚あと水毒。気虚の方が多いです。
 基本的な質問で申し訳ありません。


お返事メール:拝復

 お問合せの件、やや難問(笑)かもしれません。
 地方性の問題や、どのような方が来られるケースが多いかという問題では、「ほとんど慢性病」の方であり、また、

>腎陽虚と腎陰虚あと水毒。気虚の方が多い

とのことですが、本治法を主体にしても、慢性疾患の場合こそ、常に扶正法のみならず袪邪法の併用、つまり常に「扶正袪邪」のバランスを常に取る配合を心がけないと、アンバランスなものになりかねません。

(参考文献:日本漢方の将来「中医漢方薬学」の提唱(平成元年の提言!)

 ともあれ、小生の薬局は、世間様の一般的な漢方薬局に比べて、かなり偏りがあるかもしれませんが、他のブログ「漢方専門薬剤師による漢方薬方剤漫遊記」に

わが薬局の漢方薬繁用方剤とほとんど販売しない方剤

と題して書いていますので、僅かにでもご参考になるかもしれません。

 以上、簡単ながらお返事まで。
                      頓首

「漢方薬・漢方専門薬局薬剤師の憂鬱」の管理人薬剤師