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漢方とは中国から伝来した医術や薬術であり、漢方薬は漢方で用いる草根木皮や動物類を原料とした医薬(治療薬)である。
漢方薬専門薬局経営薬剤師の漢方相談業務上の様々な本音を語るブログです。
ホーム > たまには明るい話 > 重篤化しかかた蕁麻疹の続続報
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2006年08月18日(金)

重篤化しかかた蕁麻疹の続続報

 7月31日 http://kanpo.wablog.com/67.html の続続報。
  8月5日 http://kanpo.wablog.com/69.html の続報。

 連休前の8月10日に茵蔯蒿湯の補充に来られた時点では、蕁麻疹も痒みも完全に消退していた。
 当方に来るまでは5月の発病以来、皮膚科の通院治療も空しく、次第に増悪するばかりで、内科から医療用漢方の五苓散エキスを処方されて却って極限にまで達しようとしていたのだから、当分の間は茵蔯蒿湯を継続服用することとし、アルコールやタンパク質類の摂取過剰を戒め、今年一杯は上記方剤を中心に再発を警戒して、経過観察することを約束した。

 蕁麻疹も稀には侮れないもので、急激な異変によってアナフィラキシーショックを生じないとも限らないので、もしも治癒傾向が見られず悪化の一途を辿るようであれば、常に救急医療を受ける覚悟を言い渡しておいたのだが、実は本人もそういう可能性が稀にはあるという点についての基礎知識がある人であったから、却ってスムーズな漢方薬の利用が出来たということであった。

 
 盆あけの17日に茵蔯蒿湯の補充に見えたときも見かけ上も自覚的にもすべて完全に治癒しているように見える。
 しばらくは中止しておくように厳命(笑)していたアルコールを既に数日前から控えめながら再開していると言うではないか!
 
 蕁麻疹を誘発しやすいアルコールをこんな早い時期から再開するなんて無謀ではないかと詰問するも、頭をかきながら「でも、まったく影響は出てませんよ」というので、じゃ~~自己責任でお好きにどうぞということになった。

 もしも再発して急性増悪するような場合は、救急病院に駆け込むようにと、ややオーバーに引導を渡しておいたのだった。